ドジャース、カブス鈴木誠也のトレード獲得検討か 米報道 テオスカーとの「交渉は暗礁」 大谷と同級生コンビ結成の可能性
大谷翔平、山本由伸両選手が所属するドジャースがFAになったテオスカー・ヘルナンデス外野手に代わる強打の右打者を補強するためにカブスの鈴木誠也外野手らのトレード獲得を検討している、と21日(日本時間22日)、米スポーツ専門サイト「アスレチック」が関係者の話として伝えた。 ドジャースはFAになったヘルナンデスと相思相愛で残留確実と思われていたが、同サイトは「交渉が暗礁に乗り上げている」と記述。3年6600万~7200万ドル(約103億~112億円)の契約を希望している同外野手に対し、フアン・ソトの獲得に失敗したレッドソックスやブルージェイズ、さらにはオリオールズも興味を示しているとみられ、争奪戦の様相を呈している。 ドジャースは右打ち強打のテオスカー流出に備え、カブスの鈴木やホワイトソックスのルイス・ロベルトのトレード、パドレスからFAになっている金河成(キム・ハソン)内野手の獲得も選択肢として挙がっているという。 今オフのカブスはアストロズとの大型トレードで強打のカイル・タッカー外野手を獲得した後、ヤンキースとのトレードで一塁と外野を守る19年MVPのコディ・ベリンジャーを放出。外野陣は飽和状態にあるため、鈴木は指名打者で起用されると予想されている。 メジャー3年目を終えた鈴木の今季成績は132試合に出場し、打率・283、自己最多の21本塁打、73打点、OPS・848。大谷とは同じ94年生まれで、普段から連絡を取り合う仲としても知られている。