「巨大地震注意」呼びかけ終了 三重県が観光への影響を調査 県内の高齢者施設で利用者が避難先から戻る
中京テレビNEWS
15日に呼びかけが終了した南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」について、三重県の一見知事は観光への影響を調査すると明らかにしました。 一見知事は16日の会見で「巨大地震注意」の情報が出された後、三重県内で宿泊のキャンセルなど影響があったことに触れました。 臨時情報によって県内の観光業への影響がどれほどあったか把握するため、三重県は今後県内の市と町にアンケート調査を行うということです。 ■三重県・一見勝之 知事 「まだ夏休み期間は残っていますので、ぜひ三重県の観光地に来ていただきたい」 一方、臨時情報をうけ利用者を避難させていた尾鷲市の高齢者施設では、15日に避難を終え、利用者が1週間ぶりにもとの施設へ戻りました。 ■利用者 「やっぱり落ち着きます」 ■あいあい 楠珠里 副理事長 「今後も気を引き締めて、地震に対する備えは十分にしていきたいと思います」 施設では今後も避難訓練を行うなどして、災害に備えたいとしています。