1日に6万人が訪れる「松山・土曜夜市」補導に酔っ払いも…初パトロールへ!新人警察官に密着
午後7時。夜市のパトロールに出発です。 坂口巡査:「意外に人多くないですか」 千葉巡査:「多いね」 一日におよそ6万人が訪れるという松山の土曜夜市。迷子にならないように呼びかけていきます。
坂口巡査:「何歳?」 子ども:「4歳!」 坂口巡査:「(かき氷)おいしい?」 先輩巡査:「またはぐれたりとかで迷子になったりしますので、手だけ握ってあげてください。よろしくお願いします」 坂口巡査:「ありがとうございます。バイバイ」 坂口さん、子どもが巻き込まれる犯罪を減らしたいと、大学時代には保育士の資格も取得しました。
午後8時40分。出動要請です。“息子が行方不明になった”と、親から別の交番に通報が入ったとのこと。子どもの特徴を共有し、大街道の中を捜索します。 千葉巡査: 「一番町4名ドン・キホーテ前まで南進して検索しましたが発見に至りません。これよりさらに南進検索どうぞ」
無線: 「パチンコ屋の前で発見しました」 別の部隊が無事、男の子を発見。交番に戻ろうとしたその直後。
千葉巡査「君、何歳?」 少年「10、、、10、、、」 少年を不審に思った男性巡査が声をかけた瞬間、少年が走って逃走。 千葉巡査: 「何歳?いかんやろ逃亡。さっきたばこ見えとったんやけど、たばこ持っとった」 未成年の喫煙です。
県警によると、県内の不良行為少年の補導件数は2016年から減少傾向。2022年には1469件と2016年の半分以下になりました。しかし、去年は1800件あまりと増加に。県警は、新型コロナによる外出制限などがなくなったことが1つの要因だと分析しています。 また、去年までの5年間の補導件数、8379件のうち半分以上が“喫煙”による補導となっています。少年も未成年喫煙として補導。親に連絡をとります。 坂口巡査:「今いくつ?16?吸っちゃあかんで」 少年:「すいません」
午後10時。松山東署から坂口さんに大街道交番に向かうよう応援要請が入りました。 坂口巡査: 「大街道での泥酔者、現場もうすぐ着です」 坂口巡査:「どんな女性ですか」 現場の警察官:「右手の女性」