阪神新外国人、前フィリーズの右腕・ネルソンが有力候補に 嶌村球団本部長「候補の中の上位」
阪神の新外国人として前フィリーズのニック・ネルソン投手(29)が有力候補に挙がっていることが13日、分かった。嶌村聡球団本部長(57)が「候補の中の上位のところでやってるのは事実です」と明かした。 【写真】阪神残留を決めた原口文仁。娘に「タイガースのユニホームを着ているパパが見たい」と言ってくれる ネルソンは2016年のドラフトでヤンキースに指名され、プロ入り。20年にメジャーデビューを果たし、21年にトレードでフィリーズに移籍。最速158キロの直球に加え、チェンジアップやナックルボールも操る右腕だ。今季は4試合に登板し、メジャー通算74試合で5勝4敗、防御率5・20の成績を残した。 阪神はすでにゲラ、ビーズリーの両投手が単年契約で残留決定。嶌村本部長は外国人の5人体制を明言しており、残り3人の補強を進めている。原口の残留も決まり、一塁の戦力は厚さを増した。野手の新外国人について「いろんなプランを持ちながらやってます」と説明し、「年を越すかもしれないけど、年内めどにある程度のところまでは持っていきたい」と見通しを明かした。