【特集】関西発、期待の選手たちが見せる関西インカレ それぞれのストーリー胸に注目の舞台に挑む(読売テレビ「あすリートPlus」)
■実業団、大学生をしのぎ、高校新記録達成! 期待の大型ルーキー・瀧野未来
最後に注目したのは、立命館大学期待のルーキー・瀧野未来(たきの・みく)選手。 去年10月のグランプリシリーズ400mハードル決勝で、実業団選手や大学生選手を抑えて、トップでフィニッシュしたのは、当時高校生だった瀧野選手でした。注目のタイムは、56秒90で、高校記録を8年ぶりに更新する偉業を成し遂げました。 (瀧野)「同じ高校の先輩に山本亜美さんがいらっしゃって、自分より高いタイムを持って、日本のトップで戦っておられるので。まずはそこを目標にして、しっかりと戦っていける走力をつけて、ついていきたいなと思っています」 そんな大型ルーキー・瀧野選手は、高校卒業後、憧れの先輩・山本選手と同じ立命館大学へ進学。進学してすぐ、4月に行なわれた京都インカレでは、専門のハードル種目ではない400mを走り、大会新記録で優勝。スーパールーキーの鮮やかな大学デビューを、陸上界に刻みました。 (瀧野)「自分は立命館大学の学生として走るんだという自覚が湧いてきて、余計に緊張はしたんですけど…。このユニフォームで4年間戦っていけるというのが、すごく楽しみです!」 絶対女王・山本亜美選手の背中を追う期待のルーキーの目覚ましい活躍ぶりに、陸上界全体が注目しています。 今月末には、注目の選手たちが多く出場する関西インカレが待っています。期待のスプリンターやハードラーたちがどんな成長曲線を描くのか、その姿から目が離せません。 (読売テレビ「あすリートPlus」4月28日放送)