モネ 水と光の12か月|国立西洋美術館「モネ 睡蓮のとき」
毎年好評をいただいている、『サライ』の特製カレンダー。2025年版は、モネが描いた12作品で1年を彩ります。 写真はこちらから→モネ 水と光の12か月|国立西洋美術館「モネ 睡蓮のとき」 モネの傑作で構成したカレンダーを、是非ご愛用ください。
クロード・モネ 『睡蓮』 国立西洋美術館「モネ 睡蓮のとき」
モネが40歳を過ぎて移り住んだのが、パリから北へおよそ70kmの距離にあるジヴェルニー。そこで画家が描き出したのは、自らが丹精を込めた「水の庭」をモチーフとした作品の数々である。 中でもモネがその後半生を捧げるべく取り組んだのが、睡蓮の花が咲く池をモチーフにした連作の数々であり、その『睡蓮』の大画面によって構成される「大装飾画」を展示する空間の創造だった。 本展では、パリのマルモッタン・モネ美術館が所蔵する、「水の庭」をモチーフとした最初期の貴重な作例から、モネの代表作である『睡蓮』の数々など、日本初公開を含む約50点が来日。日本各地に所蔵される作品も加えて、モネ晩年の芸術の極致を紹介すると共に、モネが構想した大画面の『睡蓮』による展示空間が再現され、モネが辿り着いた美の境地を実体験することが可能だ。
クロード・モネ『睡蓮の池』
●「モネ 睡蓮のとき」東京展 会期/開催中~2025年2月11日(火)(祝) 会場/国立西洋美術館/東京都台東区上野公園7–7 開館時間/9時30分~17時30分、金曜・土曜は21時まで(入館は閉館の30分前まで) 休館日/月曜、12月28日(土)~2025年1月1日(水)(祝)、1月14日(火) (ただし、2025年1月13日(月)(祝)、2月10日(月)、2月11日(火)(祝)は開館) 観覧料/一般2300円ほか 問い合わせ/電話:050・5541・8600(ハローダイヤル) ●「京都展」 会期/2025年3月7日(金)~6月8日(日) 会場/京都市京セラ美術館 ●「豊田展」 会期/2025年6月21日(土)~9月15日(月)(祝) 会場/豊田市美術館 ※この記事は『サライ』本誌2024年12月号より転載しました。
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