金欠を理由に3000円分の商品券を「2000円」で買い取って欲しいと言う同僚。買い取っても問題ないのでしょうか?
金欠の同僚から「商品券を買い取ってほしい」とお願いされた場合、どう対応すればいいのか悩む方もいらっしゃるでしょう。金欠を理由にした頼みであるため断りにくく、買い取ってしまう方もいるかもしれません。 しかし、商品券やギフトカードの買い取りにはリスクがあります。本記事では、商品券の買い取りにまつわるリスクや、「金欠」を乗り切る方法と防ぐコツを解説します。
商品券は買い取ってもいいの?
商品券やギフトカードには利用規約が定められており、買い取りは禁止されているケースが多いようです。具体的には、以下のような規約があります。 ・ギフトカードの利用可能残高の返金や現金との引き換えはできない ・ギフトカードを違法に取得した、または違法に取得したことを把握していながら手に入れた場合は利用できない このような規約があるため、「買い取ってほしい」と言われても、買い取らない方がいいでしょう。紙のギフト券だけでなく電子ギフト券の場合でも、転売や換金が禁止されているため注意が必要です。 商品券やギフトカードの買い取りは、規約違反になるほか、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。同僚が正規ルートで手に入れたものかも分からず、もしかしたら偽造品の可能性があるかもしれません。もし偽造されたものだった場合は、警察が関与する事態にもなりかねないため、買い取るのは避けた方がいいでしょう。
給料日前に金欠になったらどうすればいい?
今回のケースでは、同僚が金欠になった場合を想定していますが、給料日前の金欠は誰にでも起こり得ることでしょう。給料日前に金欠になった場合に、有効な対策を解説します。 株式会社ビズヒッツが、全国の男女500人を対象に実施した「給料日前にお金がないときの乗り切り方に関する意識調査」によると、給料日前にお金がないときの乗り切り方ランキングの上位は以下の通りでした。 ・1位:食費を節約する ・2位:外食をしない ・3位:買い物を減らす ・4位:外出しない ・5位:ポイントで支払う 全体的に、支出を減らしつつ給料日まで過ごす方が多いようです。 なお、現金を手に入れるには、不要なものを売る方法があります。フリマアプリやオークション、買い取り業者などを利用して、不要なものを売却することで、現金が手に入ります。 また、支出をおさえたり、不要なものを売ったりしても金欠な場合は、クレジットカードの分割払いや後払いサービスを利用するのも一つの方法です。支払いを1ヶ月遅らせたり、支払金額を減らしたりできるため、給料日まで乗り切れるでしょう。ただし、翌月以降に必ず支払わなければならないため、計画的な利用を心がける必要があります。