平野ノラさん流・自己肯定感が上がる「捨て方」。フリマアプリより寄付の方がラク
2:徹底的に次なる嫁ぎ先を探す!
私が決定的に手放せるようになった理由は「次に使ってくれる人の存在」でした。 自分はもう使わないけれどゴミとして捨てるのがなかなかできない…。フリマアプリで売れるまで置いてあるものも同じで、仕分けはしたのにずっと不用品が家にある状態が続いていました。 でも欲しいと言ってくれる人が現れたときに惜しみなく手放せました。お金にならなくとも喜んでくれる人がいてものも再出発できる! それがうれしくてそれから徹底的に譲れる先を探しました。友人に欲しい人を紹介してもらったり、施設やNPO法人などに寄付したり。ときには有料だとしても、「今」必要としている人の元へものが再出発できる! いくつかの手放し先を見つけられたおかげで、ものをため込まなくなりました。
3:処分するときに「残すもの」にフォーカスする!
持ちものは、自分の人生のステージに残すものをオーデションするように「選び抜く」。部屋の中にあるものを、ひとつでも多く、自分にとっての「お気に入り」に変えていく視点が大切なんです! 自分の好きなものを「厳選している」感覚が、自己肯定感を高めてくれます。 「まぁ、とりあえずこれでいいか」から、「とりあえず」を無くしていくと、ものを簡単に買わなくなり、ゆくゆくは手放す作業も減っていきます。 自分で悩み考え、捨て方も含めて決断する。そのプロセスを学ぶことが、片づけ上手につながります。片づけを通して自分をアップデートしましょう!
平野ノラ