【GLORY】KO率80%、5連勝中のハミチャがフランス王者と対戦。ムラデン・ブレストヴァッチが地元ザグレブで引退試合
GLORYは10年以上ぶりとなるクロアチア大会『GLORY 95』(U-NEXT配信)を、2024年9月21日(日・現地時間)にクロアチアの首都中心にあるアリーナ・ザグレブにて開催する。 【写真】クロアチアのヘビー級ファイターであるムラデン・ブレストヴァッチが引退試合 すでにメインイベントとして、ヘビー級ランキング1位レヴィ・リグターズ(オランダ)vs.アントニオ・プラチバット(クロアチア)が決まっており、今回追加対戦カードが発表された。 ウェルター級のトップスター、ハミチャ(モロッコ)が2023年11月以来のリングに戻り、2019年に一度だけGLORYに出場してKO勝ちしたフランスのキックボクシング&ムエタイ王者セドリック・ドゥを相手に、GLORY無敗記録を6勝0敗に伸ばすことを目指す。 現在GLORYウェルター級3位のハミチャはGLORYで5連勝、KO率80%という驚異的な戦績を残している。戦績は41勝(30KO)2敗。ドゥは16勝(9KO)5敗で腕の怪我からの復帰戦となる。 また、ムラデン・ブレストヴァッチ(クロアチア)が地元ザグレブで引退試合を行うことも発表された。対戦相手はウラジミール・トク。 ヘビー級のブレストヴァッチはヨーロッパのK-1大会に出場し、2008年にはオーストラリアで行われたK-1 Fighting Network Austria Championshipで優勝。2009年にブダペストで行われたK-1ルールトーナメント、2009ん絵にチェコで行われたK-1ルールトーナメントでも優勝した。2011年7月にはSUPERKOMBATワールドグランプリでマイティ・モーに初回KO勝ちしたが、決勝でイスマエル・ロントにTKO負け。2012年3月のミルコ・クロコップ引退記念大会にも出場してTKO勝ちしている。 2013年5月からは『FFC』を主戦場にし、並行して2014年3月から『GLORY』にも出場。2014年12月にFFCヘビー級王者となり、2016年3月にGLORY世界ヘビー級王者リコ・ヴァーホーベンに挑戦するも判定負け。2017年9月にヘスディ・ゲルゲスを1Rに左ハイキックでKOし、2018年6月にヴァーホーベンに2度目の挑戦を行ったがまたも判定負け。今回の試合は2018年10月以来となる。 相手を務めるトクタシノフは41勝(28KO)20敗の戦績を持つベテランで、2019年12月にはMMAにも挑戦したが敗れている。2023年6月のGLORY初参戦ではナビル・ハチャブに判定負け、2024年4月の2度目の出場では自分が打った右フックを空振り、肩を脱臼してソフィアン・ラドウーニにTKO負けを喫した。
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