【陸上】豪州から新星誕生! 16歳・ガウトがボルト超えの200m20秒04!! 100mも10秒04w
12月7日、豪州・ブリスベンで開催された豪州オールスクール選手権の男子200mで、16歳のガウト・ガウト(豪州)が20秒04(+1.5)のオセアニア記録を樹立した。この記録はU18世界歴代2位で、U20では歴代6位タイにあたる。また、U.ボルト(ジャマイカ)が2003年にマークした16歳の年齢別世界歴代最高記録(20秒13)も塗り替えた。 【動画】16歳が200m20秒04! ガウトの走りをチェック! 従来のオセアニア記録はP.ノーマン(豪州)が1968年に打ち立てた20秒06で、16歳の新星がシニアの記録を56年ぶりに更新。来年の東京世界選手権の参加標準記録も突破した。 前日の12月6日には100mでU18世界歴代6位の自己新10秒17(+0.9)をマーク。同日の予選では追い風参考記録ながらU18世界歴代最高(10秒06)を上回る10秒04 (+3.4)で走った。 ガウトはレース後のインタビューで「そんなに速いタイムだとは思っていませんでした。豪州記録は狙っていたけど、来年か再来年に出るものだと思っていました」と興奮気味に答え、「大会前にU20世界選手権の動画が拡散されていて、プレッシャーもありました。でも、『プレッシャーがダイヤモンドを作る』といことわざがあるように、僕は今、ダイヤモンドよりも優れていると思う」と付け加えた。
月陸編集部