キャリア16年目のパティ・ミルズがNBA通算1000試合出場…オーストラリア出身で初の大台到達
1月6日(現地時間5日)。ユタ・ジャズは敵地キア・センターでオーランド・マジック相手に105-92で勝利し、今シーズンの戦績をウェスタン・カンファレンス14位の9勝25敗とした。 この日は2年目のブライス・センサボーがゲームハイの27得点、コリン・セクストンが20得点4リバウンドを奪うなど計6選手が2ケタ得点を奪取。チームはウェスト下位へ低迷も、5連敗から今シーズン2度目の2連勝を飾った。 また、マジック戦でパティ・ミルズはベンチから19分15秒プレーし、無得点ながら2リバウンド1アシストに加え、出場時間帯の得失点差で両チームベストの+17で勝利に貢献。 昨年9月にジャズと契約し、NBAキャリア16年目をプレーする36歳のベテランガードは、今シーズンここまで10試合に出場し、平均15.7分3.2得点1.0リバウンド1.4アシストを残している。 そしてレギュラーシーズン通算902試合目の出場を果たしたことで、ミルズはプレーオフ通算98試合と合わせてNBAで計1000試合出場の大台に到達。オーストラリア出身選手では史上初の快挙となった。 長年オーストラリア代表チームで得点源を務めてきた男は、2021年夏の東京オリンピックで銅メダルを獲得してきたほか、2014年にサンアントニオ・スパーズのローテーションメンバーとして優勝も経験。 オーストラリア出身の現役NBA選手では、カイリー・アービング(ダラス・マーベリックス/アメリカとの二重国籍)やジョシュ・ギディー(シカゴ・ブルズ)、ダイソン・ダニエルズ(アトランタ・ホークス)、ジョシュ・グリーン(シャーロット・ホーネッツ)、ベン・シモンズ(ブルックリン・ネッツ)、ジョー・イングルズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)といった実力者たちがいるのだが、ミルズの通算1000試合出場は、NBAという世界最高のプロバスケットボールリーグでどれだけ長くプレーしてきたかを示すものとなったはずだ。
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