マンU新監督に「意外な候補」。英紙がデ・ゼルビ氏就任の可能性を指摘「テン・ハグ監督退団に備えた対応策」
FAカップ決勝戦が現地時間25日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは前回王者マンチェスター・シティを相手に2-1で勝利した。チームは来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)への出場権を確保したが、指揮官であるエリック・テン・ハフ氏の残留可否は「今週中に判断される」という。英紙『デイリーメール』が27日に報じた。 【動画】マンチェスター・ユナイテッドの逸材が決めたスーパーゴール! その上で同紙は、「テン・ハフ監督退団に備えた対応策として、ユナイテッドがキーラン・マッケナ、トーマス・フランク、トーマス・トゥヘル、マウリシオ・ポチェッティーノの代理人と話をしたほか、先週、仲介人を通じてロベルト・デ・ゼルビにもコンタクトをとった」と伝えている。 なお、同紙はデ・ゼルビ氏がチェルシーでも新指揮官候補として名前が挙がっていることを明かしている。また、『デイリーメール』は同氏のキャラクターを踏まえるとユナイテッドの監督としては「意外な候補」だと見解を示している。 同紙は「デ・ゼルビの『選手獲得を自身の手でコントロールしたい』という欲求は、ユナイテッドとチェルシー双方に火種をもたらすかもしれない」と述べ、大規模なチーム編成を目論むクラブにおける懸念を指摘した。 デ・ゼルビ氏は2022年9月にブライトンの指揮官に就任すると、今季終了までタクトを振るった。2022-23シーズンはチームを史上最高位となる6位に導き、今季のブライトンはELへの出場を果たした。
フットボールチャンネル編集部