私たち夫婦は「ごはんをよくおかわり」するので周りより食費がかかります。「ごはんおかわり自由」の定食屋に行ったほうが食費を抑えられますか?
夫婦でお米をよく食べる場合、自炊でも食費がかさんでしまうと悩む方もいるでしょう。定食屋によっては、ごはんのおかわりが自由なお店もあるため、外食のほうが食費を節約できるのではと考えがちです。 本記事では、2人以上世帯の1ヶ月の食費とお米代の平均額を紹介するとともに、おかわり自由の定食屋を1ヶ月利用し続けた場合の費用を紹介します。食費を節約する方法も外食・自炊に分けてポイントを紹介するためぜひ参考にしてください。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
2人以上世帯の1ヶ月の食費とお米代
家計調査によると、2人以上世帯の1ヶ月の食費やお米代は、以下の通りです。 ・2人以上世帯の1ヶ月の食費:8万1738円 ・2人以上世帯の1ヶ月のお米代:1632円 ・1632円÷30日÷3食=約18円/食 毎回の食事で2回おかわりをしている場合、通常の3倍消費していると仮定して、夫婦1食あたり約54円分のごはんを食べていると分かります。お米代が1ヶ月で4896円かかっているため、1ヶ月の食費は8万5000円ほどになるでしょう。
おかわり自由の定食屋を利用した場合の1ヶ月の食費
ここでは、おかわり自由な2つの飲食店のメニュー価格の相場を紹介します。
表は公式サイトを基に筆者が作成 例えば、500円のメニューを1日3食、1ヶ月間食べ続けた場合の2人分の食費は以下の通りです。 ・500円×3食×30日×2人=9万円 800円のメニューを頼む場合の食費は以下の通りです。 ・800円×3食×30日×2人=14万4000円 おかわり自由の定食屋を利用した場合の1ヶ月の食費は、およそ9万円~14万4000円かかります。自炊でごはんをおかわりしたとしても1ヶ月の食費は約8万5000円のため、お米の消費量が多くとも、定食屋より自炊のほうが食費は抑えられるでしょう。
外食費を節約するコツ
ここでは、外食費を節約するためのポイントを紹介します。 ◆クーポンやポイントを活用する 外食費を節約するためには、価格の安いお店を選ぶことはもちろん、クーポンやポイントを利用できるお店を選ぶことも大切です。クーポンを利用して1食あたり50円割引されれば、1日1食を外食にしても1ヶ月で1500円も食費を節約できます。 割引クーポンはチラシだけではなく、雑誌やフリーペーパー、ネットのグルメサイトなどさまざまな場所で配布されています。 グルメカードや株主優待券などのクーポンは、金券ショップでも販売されているため、近くに金券ショップがある場合はチェックしてみましょう。よく通っているお店で独自のポイントカードを運用していれば、作成しておくと通った分だけポイントが貯まりお得になります。 ◆飲み物は家で用意する 外食の際に、あわせて飲み物を頼むと、意外と費用がかさんでしまいます。また、コンビニでペットボトル飲料を購入したりコーヒーを頼んだりするのもお金がかかります。外出する際は、水筒を持参するのがおすすめです。また、飲食店では飲み物を頼まずお水やお茶をもらうとよいでしょう。