モテる人、そして魅力的な人たちに共通する「6つの特徴」
魅力的な人たちには行動や性格上の特徴が見られると、フランスの専門家は指摘する。 魅力的な人になりたくても、学んでなれるものでもない。では、この人は魅力的だと感じるのはどのような仕組みによるものなのだろうか。精神分析医で心理療法士のアンヌ=マリー・ブノワは次のように説明する。「誰かを魅力的と感じるきっかけはさまざまですが、出会った際に受ける心理的、感情的、感覚的な印象に基づいています。男性にしろ女性にしろ、なんらかのポジティブな感覚、感動、イメージが起こり、心が揺さぶられた相手に対しては、その最初の印象が残るものなのです」。この見解によれば魅力というものは主観的なものということになるが、もう少し深掘りしてみよう。ある種の行動や性格的特徴は、魅力の構成要素だとは一般的にはみなされていない。だが、実のところ、多くの人の心を揺さぶる要素ではある。「それは、そうした行動や性格的特徴が自信や活力、共感力、受容といった、プラスの効果を持つ感情をもたらすからです」とアンヌ=マリー・ブノワは言う。 どうして私はモテないの? 専門家が指摘する5つの行動パターン。
熱意のある人
熱意とは「なんらかの提案や創造、投影に対する自発的で陽気な受容です」、とアンヌ=マリー・ブノワは言う。誰かから熱意を示されると、やる気が出て希望や勇気を取り戻し、取り組んでいる計画や置かれている状況に対する見解が変わることがある。つまり熱意には物事を動かす力があるのだ。熱意のある人が魅力的なのは「陽気で素直でせっかちなのは若者の特徴であり、元気な証拠だからです」とアンヌ=マリー・ブノワ。熱意のある人はエネルギッシュで説得力があり、相手のやる気を引き出し、誰の心をも魅了する。しかも熱意には勇気を与える力もある。「しりごみする気持ちや怖いと思う気持ちを克服して前進したい、挑戦したいという気持ちや勇気を与えてくれるのです」。熱意は伝播する。
内向的な人
控えめで遠慮がちな態度、細やかな気づかいというのは、度が過ぎれば問題だが、「でしゃばらないというのは他人との関係に配慮する態度で、控えめ、奥ゆかしい、繊細、細やかといった資質と関連していることが多いものです」と心理療法士は言う。自我が肥大し、自己イメージを過剰なまでに露出するようになった時代だからこそ、逆に控えめな態度が評価される。外向的な人よりも感性豊かで思慮深いはずだと見なされ、一緒にいてほっとすると評価される。自分の能力や魅力に100%自信を持っている人などいない。だから控えめな人は本音を言える誠実な相手とよくみなされる。内向的な人はひっそりと、だが着実にその魅力を開花させている。