モテる人、そして魅力的な人たちに共通する「6つの特徴」
寛大な人
寛容力のある態度とは「相手の失礼な態度や言動に対して怒ったり恨んだりせず、鷹揚でいること」と心理療法士は定義する。相手を理解し、ミスを許し、情状酌量の余地を見つけるというのは、起きてしまった事は水に流して前に進もうというサインだ。「健全な寛大さは、失敗や不手際を起こした相手がちゃんと謝れる人だと分かっていることが前提です。そうでなければただの無関心か弱さにすぎません」とのこと。寛容力のある態度や相手を思いやる気持ちは成熟した大人である証。争いを超え、感謝や尊敬の念を自然に呼び起こす。
忍耐力のある人
コツコツ努力して少しずつ前進し、過剰に反応せず時間を味方につける。こうした態度は信頼を呼ぶ。なぜならそれは「自制心と自信の持ち主であることを示し、時間も味方につけられる成熟した心の持ち主であることを示すからです」。長らく顧みられず、軽視されてきたこの資質が今日、再評価されているのは「なんでもすぐに」やろうとするカルチャーへの反発からだ。忍耐強い人は信頼できるとみなされる。また、時間をかけて相手を理解し、正当に評価してくれるだろうという期待から、魅力的な人とみなされる。
傾聴力が高い人
傾聴というのは注意力と共感力、好奇心を必要とする技術だ。「これらの3つの要素は、人間関係を育み、豊かにし、向上させるものです。なぜなら他者に対して真に開かれた態度の現れだからです」と心理療法士は言う。傾聴力の高い人は優れた洞察力の持ち主とみなされる。話し上手な人や頭脳明晰な人は魅力的だが、傾聴力の高い人も負けずに魅力的だ。思いやりのある丁寧な傾聴によって質の高い親密な関係が生まれ、聞き手に対する信頼感、感謝、好意的な気持ちが生まれる。「傾聴力の高い人には計り知れない力があります。相手が話すことに注意を払い、関心を寄せることで、相手の自信を回復させてくれるのです」
独創的な人
人と違うことを恐れず、自分のスタイルを見つけていく......。「独創性は、創造性や自己主張と不可分のものです。注目を集めるためであれ、規範から逃れるためであれ、独創性は人と違うことを大切にします」と心理療法士は言う。外見であれ、行動やライフスタイルであれ、その他大勢に埋没していない独創的な人に、無関心ではいられる人はない。「独創的な人は、自由、芸術、精神の若さ、自由な発想といったイメージと結びついています。他の人たちからは、自分たちが実行する勇気のないことをやっている人のように見え、反発するか、大好きになるか、どちらにせよ強い反応を引き起こします。ですが拒絶反応の裏にも羨む気持ちが隠されているのです」
text : Eloïse Ré (madame.lefigaro.fr)