さすが成城石井! 職人が1本ずつ手巻きした「スティックラングドシャ」のバターリッチ感がすごかった
「成城石井」の数ある商品の中でも、筆者がとくにお気に入りなのが「自家製の焼き菓子」です。 【画像:このまま差し入れにも使えそうなパッケージ!】 とりわけバターを贅沢に使ったクッキーは種類も豊富で、成城石井らしいボリューム感と、シンプルに素材の味を楽しめる素朴な味わいの商品がそろっています。
◆フレーバーは3種類! 新商品の「成城石井 スティックラングドシャ」
最近の個人的ヒットは、2024年4月に発売された「成城石井 スティックラングドシャ」(10本入・税込820円)。 国産バターを使用し、職人が1本ずつ手巻きしているのがこだわりで、味はバター、コーヒー、紅茶の3種類。そのままギフトにも使えるようにと、パッケージにもこだわったそうです。
◆バターのコクや香りを存分に味わう「バター」
まずは、オーソドックスな「バター」から。生地はしっとり感がありつつ、さっくりと軽い食感。ほどよい厚みがあるので、食べごたえもしっかり。 咀嚼(そしゃく)するとバターのミルキーな風味がじわじわじわ~っと追いかけてきて、いつまでも口の中に余韻が残ります。バターリッチな焼き菓子が好きな人はハマりそう。
◆ほろ苦い香りを楽しめる「コーヒー」
「コーヒー」は、開封した瞬間、コーヒーのほろ苦い香りが心地よさを届けてくれます。咀嚼(そしゃく)すると、ジャリッとしたコーヒー粉末の食感とともにコーヒーの風味がさらに増し、後味には「バター」同様、濃厚なバター感が残ります。 コーヒーの苦みや香りをダイレクトに感じたい方には少し物足りないかもしれませんが、お子さんにも食べやすい味だと感じました。
◆やさしい香りが漂う「紅茶」
アッサム紅茶を使用した「紅茶」は、やさしい紅茶の香りが印象的。「コーヒー」同様、バターの存在感が強いので、紅茶ラバーの筆者は少し香りが弱く感じられましたが、「バター」よりも軽く食べられそう。 パープルの箱とも雰囲気がマッチしていて、自分が誰かに贈るならこれかな!と感じました。
◆製造数が限られているので、出会えたらラッキー!
成城石井の他のクッキーと同様、バターリッチな味わいを堪能できる「成城石井 スティックラングドシャ」。 一度に製造できる数に限界があり、売り切れるとしばらく店頭やオンラインショップからなくなってしまうこともあるので、気になる方はお早目の購入をおすすめします!
▼笹木 理恵プロフィール
飲食業界誌の編集を経て、2007年に独立。専門誌編集で培った経験を活かし、あらゆるジャンルの食をテーマに取材・執筆を行う。コンビニスイーツにも精通し、自宅で楽しむ日常的なグルメについて幅広く発信中。All About おうちグルメガイド。
笹木 理恵(フードライター)