還暦を迎えて人生2台目のロータス「エスプリ」を購入! R35「GT-R」のブレーキを移植してアニバーサリー仕様へとモディファイ中です
日本に6台しかないアニバーサリーに近づけてモディファイ
“Offboy”さんの愛車は、3500cc V型8気筒エンジンを搭載した1998年式の「エスプリ V8 SE」だ。オーナーいわく、2002年に登場した「エスプリ アニバーサリー」と呼ばれるモデルは日本に6台しか入荷されていないので入手は難しいそうで、愛車はそのアニバーサリーに近い仕様へとモディファイされている。 ホイールはOZ製のNOVAを装着。デザインはアニバーサリーと同じだが、こちらは2ピース製。ブレーキは、日産R35型「GT-R」用を装着。テールランプも本来の角型から4連丸テールへ変更され、これらは前オーナーの時点で交換されていたという。ほかにはフルバケットシートだったものを、レカロのリクライニングタイプのセミバケットに。また、ステアリングも37cmサイズへと変更。本来のエアバッグ付き純正ステアリングは今でも購入できるそうだが、その価格は驚くような値段らしく、それならばと値段とルックスのバランスで現状のステアリングへと落ち着いた。 「昔乗っていた4気筒と比べると、このV8を搭載するエスプリはクルマが全然違いますね。ツインターボでトルクも40kgmを超えているから、街中で5速でも普通に走れます。当時の4気筒はある程度の速度を出していないと、4速で走れなかったですから。 車両の特性上、FRPボディなのでアースの問題があります。そのトラブルを最初のエスプリで経験していたのですでに対処済みですし、仮にトラブルが起こっても、原因がある程度想像できるのも強みですね。昔乗っていた経験が活かされているので、あの当時乗っていてよかったなと思います」 乗り心地も抜群で、クーラーも効くのでちょっと遠方へのドライブやイベント参加も可能。年齢を重ねても楽しめるスーパーカーとして、このエスプリは“Offboy”さんにとって、ベストバランスなのだ。 「今67歳だから、75歳まであと8年。後期高齢者になって、もみじマーク(高齢者運転標識)を付けてまでこういうクルマには乗りたくないからねぇ。危ないから、さすがにそれは止めた方がいいでしょう(笑)」
酒寄俊幸
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