センバツ2023 社 応援部隊も準備OK!! 吹奏楽部など 「元気と勢いを」 きょう初戦 /兵庫
センバツに出場する社では、20日第1試合(午前9時)の海星(長崎)との初戦に向けて、応援準備も大詰めとなっている。 吹奏楽部は34人が練習に励む。試合当日はOB約40人も参加し、「パラダイス銀河」や「ガッツだぜ‼」などを演奏する。古田沙耶部長(17)は2022年夏の甲子園の応援で、気持ちが入りすぎて打楽器「タム」を壊してしまったという。センバツでは「選手に元気と勢いを与える応援をしたい」と意気込む。 センバツ出場を受けて結成されたチアも、ダンスの最終確認を進める。メンバー15人のうち大半がチア未経験だが、振り付けは自分たちで考え、休み時間に集まって練習を重ねてきた。生徒会の川畑柑菜さん(17)は「選手たちが最善を尽くせるよう応援で背中を押したい」と気を引き締める。 書道部でも準備が進む。スタンドで応援内容を伝えるボードを作る書道部は、選手の名前などを書き進めた。近藤姫奈部長(17)は応援で着用するウインドブレーカーのデザイン「覇」も担当。「一生残る物を書けて光栄。悔いのないように自分たちのプレーをしてほしい」とエールを送った。【喜田奈那】 〔神戸版〕