「公立トップ校に合格する子」共通する6つの特徴 親と子どもとの日々の「雑談」がなぜ重要か
【要素1】幅広い分野に取り組むことができる 【要素2】やらねばならないこと(提出物や宿題)は人に言われなくてもやる 【要素3】自分は上位の位置にいるのが当たり前と思っている 【要素4】感情的になる頻度が少ない 【要素5】わからないことは人に聞いたり、調べたりして解決する習慣がある 【要素6】考える力(疑問を持つ力)を持っている これら要素の複数の組み合わせによって成り立っています。一口に「〇〇な子はトップ校に行ける」とは言い切ることはなかなかできませんが、上記の組み合わせによってある一定の傾向はあります。
公立高校の場合、内申点という学校成績があり、それが合否の対象になることはご存じだと思います。都道府県によって、その割合や対象学年は異なりますが、基本的にどの都道府県でも内申点が入っていると思います。 しかも主要教科だけでなく、実技科目も入ってきます。ということは、マルチに満遍なく、そつなくこなす必要があります。先生が嫌いだから勉強しないとか、やりたくないからやらないというタイプだと内申点で高得点を取ることは容易ではありません。
筆者は、そのような子に大いなる可能性を感じていますが、残念ながら公立高校受験では不利になることがあります。 しかし、そのような子でも、中学3年になると周囲の雰囲気が変わり、脳も発達し精神年齢も上がってくるため、ようやく自分が置かれた実態について把握できることもありますが、「時すでに遅し」ということが少なくありません。 そこで、木村さんには次のこと実践されることをお勧めします。 ■子どもとの日々の「雑談」は重要
(1)子どもに高校入試とは何かを伝える (2)具体的に何をすると成績が上がるのかを伝える (3)勉強方法を知る機会を作る (4)子どもとの雑談の頻度を上げる (5)子どもの自己肯定感を高める言葉を使う (1)子どもに高校入試とは何かを伝える 子どもは高校入試とは何かまったく知らない場合があります。入試があることすら知らない子もいるぐらいです。子どもは目先のことに夢中になる傾向があるため、先のことについては意識が薄いものです。