名古屋・大須の昔懐かしい「人情ラーメン屋台」 寒さ増す師走にラーメンすする人間模様
テレビ愛知
名古屋の大須商店街の裏通りに、4年営業している屋台のラーメン店「屋台ラーメン ヤムヤム」があります。昔ながらの鶏ガラ醤油ベースのスープが大人気。寒空のもと、夢中で麺をすする客たち。そこにはさまざまな人間模様がありました。
午後6時ごろ、1人の女性がやってきました。注文したのは「ラーメン」(500円)です。麺を食べ終え、スープも一気に飲み干しました。 客:「(来店は)初めてで、SNSを見ておいしそうだなと思って来ました。チャーシューがおいしかったので、次回はチャーシュー麺を食べてみようかな、と思います」
山を購入した不動産企業の経営者
不動産企業の経営者だというこの女性は、土木業者向けに土や砂を販売する事業を始めるために山を購入したといいます。 客:「(その山には)不法投棄みたいなのがあったので、後処理が大変でした」 来年の目標は「買った山を生かして、仕事に膨らむようなことにつなげていきたい」とのこと。新事業がうまくいくと良いですね!
続いてやってきたのは若い男性。知らない人に挟まれ気まずい雰囲気ですが、約5分後には「ここ初めてですか?」と楽しそうに話す姿が。 客:「マジうまいっすね」 客:「おいしいっすね」 膝ならぬ、肘を突き合わせて、一緒にラーメンをすする男性たち。屋台だからこそ生まれる人間関係なのかもしれません。 客:「ネットで有名な店があると聞いて来ました。座ったときの匂いと湯気でやられました。スープまで全部飲んじゃいました!」
大学4年生の男性は、4年間、アメリカンフットボールに熱中してきたそう。「そのおかげで今年、就職先が決まりました」と笑顔で話します。就職先は、IT系の企業でした。 客:「(その企業のアメフトチームが)活気のあるチームだったので、そこでプレーしたいと熱意を伝えたところ『いいよ』と受け入れてくださって(就職が決まった)」 「来年からは関東のチームでアメフトを続けます!」と気合十分です。