ロッテ・石川柊太は新天地でパパとの〝二刀流〟「責任感も芽生え、より頑張らないといけない」
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使してロッテに移籍した石川柊太投手(33)が3日、東京・八王子市の母校、創価大で自主練習を公開。新天地で臨む一年が始まり、「恩返しの一年、恩をあだで返すことがないような一年にしたい」と決意をにじませた。 2025年は環境ががらりと変わる。33歳の誕生日を迎えた昨年12月27日に、妻で元SKE48の大場美奈が第1子の妊娠を公表。右腕は新たなチームでパパとの〝二刀流〟に励むことになった。着々と準備を進めており、自身のスマートフォンに、妊婦の体調変化や赤ちゃんの成長について学べるアプリ「パパninaru」を入れ、勉強している。 「子供が生まれたら責任感も芽生え、より頑張らないといけない気持ちになる。腹をくくって子育てもしていかないと」と自覚十分だ。昨季7勝(2敗)を挙げ、新天地では先発陣の柱として期待される背番号21は、年末年始も休まずトレーニングに励み、例年以上に体を動かしている。「一日でも早くユニホームに袖を通し、一員としてチームを知っていきたい」。新年を迎え、感情は高ぶっている。(武田千怜)