反抗期がない子どもが増えている!? 我が子の反抗期でつらいのは「無視」「暴言」「モノに当たる」
◾️何もかもに不機嫌 暴言や暴力などはなくとも、無視や会話にならないといった、コミュニケーションがスムーズにいかなくなったケースも。学校のことや進路のことなど、親としては気になることがいっぱいですが、不機嫌な態度で何を考えているのかわからない時間にモヤモヤしたという意見もありました。 「機嫌よく話してたと思ったら、急に不機嫌になって口を聞かなくなったので困った」(59歳女性/その他) 「何を言っても素っ気なかったり、ちょっとした事で語気を強めたり。言い方に気をつけなくてはいけないので正直疲れることがあります」(45歳女性/主婦) 「何日も口をきかなかったり、些細なことですぐにキレられたりして、本当にストレスでした……」(54歳女性/主婦) 「言葉も交わさず何を言っても無視をされてとても嫌だった」(62歳女性/主婦) 「不機嫌な顔をして、2階の部屋に駆け上がり、ドアをバタン。数週間続いたので本当に困った」(73歳男性/その他) 「不登校になって登校日数が足りなくて、行ける高校を探すのが大変だった」(66歳女性/主婦) 常にイライラしていて、どこに地雷があるかわからない状態が「反抗期」なのかもしれませんが、不機嫌や無視が続くと、対応する親の方も神経がすり減ってしまいます。いつまで続くのだろう……と「反抗期」の渦中は途方に暮れていたという人もいました。 ◾️家に帰ってこないことが増えた 反抗的な態度が、家に帰ってこないという形となって表れたというエピソードもありました。かなり不安になりますね。 「反抗した時に外出して、しばらく帰宅しなくて困った」(78歳男性/その他) 「娘が唐突にプチ家出し、行方が分からなくなったこと」(69歳男性/公務員) 「遊びたい年頃だったのを親のエゴで勉強に意識を持たせようとしたが、子どもにはわかってもらえなかった。塾は勝手にいかなくなり、家のお金を持ち出し夜遅くまで遊び、家出を繰り返し大変でした」(76歳男性/その他) 落ち着いて行動しなくてはならないシーンですが、事故や事件に巻き込まれていたらどうしようと心配にならずにはいられません。 このほかにも、「苦労というか、現在進行形でこの世の地獄です」(52歳男性/デザイン関係)といった我が子の「反抗期」真っただ中の人や、「子どもの成長の証なので苦労だと考えたことはない」(57歳男性/その他)と「反抗期」をポジティブに捉えて対応した人など、さまざまな親子関係がうかがえるアンケート結果となりました。ウチも同じ!と勇気をもらえた人もいるかもしれませんね。