日本で一番「人工林面積」が小さい都道府県はどこ? 正解したのは全体の約3割だった
日本で一番「人工林面積」が大きい都道府県は、北海道です。 それでは、日本で一番「人工林面積」が小さい都道府県はどこかご存知でしょうか。今回、アンケートで尋ねたところ、全体の約3割が正解しました。 ◆【写真2枚】都道府県別の人工林面積を見てみると… 記事後半では、日本で一番「人工林面積」が小さい都道府県の経済面を紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本で一番「人工林面積」が小さい都道府県はどこ?
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「東京都」「大阪府」「香川県」「沖縄県」の4択のうち、「日本で一番人工林面積が小さい都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の34%が東京都と回答。 次に多かったのが29%の沖縄県。そして19%の大阪府、18%の香川県という順番になりました。 ちなみに、選択肢にある4つの都府県は、面積の小ささでも上位4位に入る都道府県です。 各都府県の面積は小さい順に、香川県・18万7692ヘクタール、大阪府・19万534ヘクタール、東京都・21万9405ヘクタール、沖縄県・22万8215ヘクタールとなっています。
4つの都府県の「人工林面積」を比較すると…
林野庁が公表している「都道府県別森林率・人工林率」によると、2022年3月31日時点で人工林面積が一番小さい都道府県は沖縄県です。気になる人工林面積は1万2207ヘクタールとなっています。 沖縄県には160余りもの島がありますが、山があるのは沖縄本島をはじめとする比較的大きな島のみ。そんな地形の特性もあってか、沖縄県は人工林面積のみならず、森林面積も日本で5番目の小ささとなっています。 沖縄県に続いて人工林面積が小さいのは、香川県の2万3330ヘクタール、大阪府の2万8030ヘクタール。アンケートで全体の34%の人が回答した東京都は3万4925ヘクタールでした。 やはり面積が小さい都道府県が、人工林面積も小さいという結果になりました。大阪府、東京都、香川県は、人工林面積だけでなく森林面積でも小さい順でTOP3にランクインしています。 ちなみに人工林面積が一番大きい都道府県は北海道で、面積は145万6447ヘクタール。一番人工林面積が一番小さい沖縄県の約120倍もの規模です。