「実は、炎上しているという意識がないんです」――熊田曜子は、なぜくじけないのか
ネットで何を書かれても、熊田はプラスに捉える。根底には、こんな考え方がある。 「デビューして数年は打たれ弱かったのですが、あるとき、母に『最近、検索エンジンに“くま”って打つと、“熊田曜子”って出るよ』と教えてもらい、ふと気づいたんです。良いことでも悪いことでも、わざわざ自分の時間を割いてまで、私にエネルギーを費やしてくれる人がいる。これも、1個の愛情かなって。だから、文句を言われても、熊田曜子を世に知らせてくれる人と思うようにしています。発信しても何も反応がないと寂しいものですよ」 批判を肥やしに、誹謗中傷さえも笑いのネタにする。熊田曜子が芸能界で生き延びてきた背景には、グラビアへの熱意と、どんな意見も自分のパワーに変える強さがあった――。