「アンパンマンのマーチ」を聞いて合格?東大生が明かす「驚愕の試験テクニック」4選
受験が近づくにつれて、さまざまな不安や焦りを抱える受験生や親は多いと思います。それらを解消するためにはどうしたらよいのか。大学入学共通テストまでの毎日連載「現役東大生が解決! 受験お悩み相談室」では、偏差値35から東大合格を果たした漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡壱誠氏が率いるカルペ・ディエムのメンバーが、数多くの受験生を指導した経験を基にした解決策を伝授します。【連載第17回】 ■東大生の「一風変わった」試験の受け方
東大生は試験会場でどんな行動をしているのでしょうか。 基本的に多くの人が普通の受験生と同じような行動を取っているわけですが、一部の人は「一風変わった試験の受け方」をして合格をもぎとっています。もちろんそれはすべての受験生におすすめできる内容ではないのですが、そのエッセンスは参考になる部分があります。 今回は、ちょっと変わった「東大生の試験会場での行動」を4つ紹介したいと思います。 ①試験問題が配られてからトイレに行く
まずは東大理科一類で合格したAさん。この人はかなりマイペースな人なのですが、試験会場でのルーティンもすごくマイペースなものでした。ズバリ「試験問題が配られてからトイレに行く」です。 当然のことながら、トイレは休み時間に行くべきです。でも、試験会場のトイレって混んでいて使えないときもあるんですよね。 そこで、Aさんは試験問題が配られて、「試験開始まで少々お待ちください」と言われてから手を挙げて、トイレに行っていたのだそうです。「そんなことしていいの?」という感じですが、別にやってはいけないことではありません。まだ試験開始もしていませんから試験時間に影響もあまりありませんし、当然トイレも空いていますから待つ必要もありません。
こうすることで、休み時間を自由に使えるうえに、テスト前に一度マインドを整えることができます。 多くの人が受ける試験では、試験問題が配られてから試験開始まで時間がかかる場合があります。大学によっては10分以上待たされることもザラです。その間に参考書を開いたりはできませんから、どんどん不安が増幅されていってしまうのです。だからこそここでトイレに行くことで、不安の増幅を防げるわけですね。 カンニングに間違われたくもないですし、トイレに行っている間に試験開始してしまう危険性もありますので、まねしようという気にはならないかもしれません。ただし、試験問題が配られてからでも、我慢できないのであればトイレに行っていいというのは覚えていてもよさそうです。