スズキ、モトクロッサー『RM-Z250/RM-Z450』の2025年モデルを9月12日から発売
スズキは、モトクロス競技車両(モトクロッサー)『RM-Z250』と『RM-Z450』の2025年モデルを発表した。発売は2024年9月12日からを予定している。 【写真】スズキRM-Z450 RM-Z250とRM-Z450は、スズキ独自のクチバシをイメージさせる『BEAK DNA』を継承するモデル。フロントフェンダーからラジエターシェラウドまでつながるダイナミックなラインでマシンが持つシャープさ、速さを表現。ブルーをアクセントとしたチャンピオンイエローNo.2のボディカラーで圧倒的な存在感を放つスタイルにまとまっている。 装備面では、スズキホールショットアシストコントロール(S-HAC)を採用。スロットルポジション、ギヤポジションの情報により、点火タイミングを調整してエンジン出力を最適化し、優れたスタートダッシュ性能を発揮させ、スタート前のライダーをアシストする。 『RM-Z250』は、ツインインジェクターを装備する水冷単気筒4サイクル 249cm3エンジンを搭載。吸気ポート形状の見直しなどシリンダーヘッドの変更により、出力の向上が図られた。走行面ではフレーム、スイングアーム、フロントフォーク、エンジン搭載位置を最適化することで、コーナリング性能の向上を実現している。 足まわりはKYB製のコイルスプリングのフロントサスペンションを採用し、路面追従性やメンテナンス性に貢献。リヤサスペンションには軽量なスプリングを採用し、コントロール性を重視するなど、ライダーの疲労軽減に寄与している。 『RM-Z450』は、水冷単気筒4サイクル 449cm3エンジンを搭載。足まわりはリヤサスペンションにバランスフリーリヤクッション(BFRC)を搭載。ピストンの上下圧力バランスを的確に調整することで、荒れた路面や激しいブレーキングにおいてもスムーズな動きでストロークさせる。フロントのコイルスプリングフォークとの組み合わせでハードな練習やレースでのラップタイムの短縮などに貢献している。 RM-Z250の希望小売価格は80万3000円(税込)、RM-Z45の希望小売価格は95万5900円(税込)となっている。両モデルとも発売は2024年9月12日からを予定している。 [オートスポーツweb 2024年06月10日]