ニューウェイ獲得目指すアストン、魅力は「若くエキサイティングなプロジェクト」とストロール息子
アストンマーティンF1は、著名なF1マシンデザイナーのエイドリアン・ニューウェイ獲得を狙っているとされている。彼に対してチームは、若く、エキサイティングなプロジェクトを提供できるとランス・ストロールは語っている。 【ギャラリー】これが鬼才の仕事。エイドリアン・ニューウェイ作のベスト10マシン 長年在籍したレッドブルから離脱することが決まったニューウェイは、2025年途中に移籍が可能となる予定で、ライバルチームが獲得を競っている。 アストンマーティンも彼を狙うチームのひとつだ。最近ではニューウェイをチームのファクトリー施設見学へ招くなど、獲得に向けた努力が続けられていることが判明している。 なおニューウェイはフェラーリのフレデリック・バスール代表とも個人的にに話をしたと見られている。ニューウェイは決断を急いではいないと見られているが、他チームも巻き込んで獲得競争は今後激しさを増していきそうだ。 そうした中、アストンマーティンのドライバーであるランス・ストロールは、他の競合相手よりもニューウェイに対して若く、エキサイティングなプロジェクトに参加する機会をアストンマーティンが提供できると語った。 「ああ、知っての通り、とてもエキサイティングなファクトリーだからね」 ライバルよりもアストンマーティンがニューウェイに提供できるモノについて訊かれたストロールは、そう答えた。 「僕らは若いチームだ。でも凄くエキサイティングなプロジェクトがある。皆も知っているように、風洞や様々なものができている。僕らのチームは、とてもエキサイティングなんだ」 なおそう語っているストロールだが、ニューウェイの状況を知っているわけではなく、状況は非常に流動的だという認識を示した。 「まあ僕も皆も、パドックの人はだれでもエイドリアン・ニューウェイに会いたがっていると思う」 「あなた達メディアから色々話を聞くよね。先週は彼がフェラーリへ行くと聞いていたけど、今は僕らのところに来るらしい。来週はウイリアムズかな! まああなた達の言う事を聞いてみるよ」 「ただ、彼はこのスポーツにおけるレジェンドだからね。このパドックのどんなドライバーやエンジニアよりもチャンピオンシップを勝っている。皆がエイドリアンを敬愛しているし、エイドリアンを獲得したいと思っている」 一方でチームメイトのフェルナンド・アロンソはニューウェイの状況について尋ねられた際、あまり多くは語らなかった。 「様々な疑問がある」 「噂などは聞き及んでいるし、ニュースも読んでいる。でもそれも1週間前から同じソース、同じウェブサイトから出ていて、彼はフェラーリに行く、カナダのレース前12時に発表されるというものだった。だから、噂は噂だよ」
Jonathan Noble