「炙り」で巻寿司普及へ あじかん足利社長「通年で拡大を」
あじかんは、新しい切り口の「炙りすしロール」を通し、巻寿司の普及に力を入れている。 10月末には、広島市で開かれたフードフェスティバルに出店。エビカツ、牛カルビキンパ、明太だし巻の3種類(各500円)を販売した。 これまで巻寿司教室などを通し、普及に力を入れてきた同社。昨年夏に「ひろしま盆ダンス」に出店し、初めて自社のオリジナル巻寿司を一般向けに販売。若い層にもアピールし、「巻寿司のあじかん」を印象付けた。今年は新たに、巻MAKI課という専門部署も設けた。 足利直純社長は「イベントや教室を通し、あらゆる場面で巻寿司にもっと親しんでもらいたい。炙りすしロールは温かいので、冬でもおいしく食べられる。外食市場にも提案し、通年で広げたい」と期待している。