三井住友海上、契約者に「雹災緊急アラート」提供 降ひょうの約20分前にSMSで通知
三井住友海上火災保険は、自動車保険の契約者などに降雹(ひょう)の危険を知らせるサービス「雹(ひょう)災緊急アラート」の提供を開始したと発表した。被害の発生が予測される地域に在住している顧客に対し、ひょうが降る20~30分ほど前にショートメッセージサービス(SMS)で通知する。また、事前にできる防災や減災につながる対策も紹介する。 ここ数年、ひょうにより、車両の窓ガラスやミラー、ボディーなどが損傷を受ける事例が各地で相次いでいる。この対策につなげるため、同社は2023年に、ひょうの発生を知らせるサービスの実証実験を行うなど実用化に取り組んできた。 同社は今後も保有する事故データなども活用してアラートの精度を高めるなど、効果的な情報提供に力を入れていく考えだ。