ヴィニシウスと言い争ったモラタ「メディアは僕のイメージを傷つけないでくれ。自分はどんなこともやっていない」| ラ・リーガ
スペイン代表の主将FWアルバロ・モラタが、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールと衝突した場面において、メディアが誤った情報を流していることを主張した。 26日に行われる国際親善試合スペイン対ブラジル(3-3)では、ヴィニシウスがモラタ、さらにはMFパブロ・サラビアに対して挑発的な言動を繰り返して、ブラジル代表のスタッフたちに止められている映像が話題となった。また異なる映像では、モラタとサラビアがブラジル代表のベンチ上のスタンドにいる同代表チームのスタッフたちと言い争っており(当初はスタンドの観客とされていた)、それを受けたヴィニシウスがモラタらに勢いよく言い寄っていった姿が確認されている。 この場面について、例えばスペイン『アス』の電子版は「モラタがスタンドを非難し、ヴィニシウスがそれを終わらせようと駆けつけたが、モラタとサラビアに首を突っ込むなと言われた。ヴィニシウスは彼らと争い続け、親善試合とは思えなかった試合の最後に緊張が生まれている」などと報道。そのほか、この試合でブーイングを受けていたモラタが、レアル・マドリードと思わしきサポーター(試合会場がサンティアゴ・ベルナベウだったため)に悪辣な振る舞いを見せ、ヴィニシウスが仲裁に入ったと報じるメディアもあった。 しかしながらモラタは、自分から何か問題を生じさせたことを真っ向から否定する。スペイン代表の主将は『インスタグラム』で、自身のプレーする写真とともに次のようなメッセージを記したのだった。 「紳士たるスポーツメディアたちよ、お願いだ。僕のイメージを傷つけようとしないでくれ。どこのスタンドにもどんな振る舞いもしていない。ありがとう」