槍ケ岳で倒れている人みつかる 悪天候で救助に至らず【長野】
この週末、山岳遭難が相次ぎました。この内、北アルプス・槍ケ岳では倒れている人が発見されましたが、悪天候の影響で救助には至っていません。 警察によりますと、北アルプスの槍ヶ岳で21日午前6時すぎ、「山中で倒れている人がいる」と登山者から110番通報がありました。 現場は標高およそ2760メートル・北鎌尾根の独標付近です。 捜索に当たった県警ヘリが21日、登山コースから外れた斜面で1人を発見しましたが、悪天候で22日も救助には至っていないということです。そのため、性別や年齢、容体など詳しいことは分かっていません。 また、20日・21日の2日間で山岳遭難は8件に上っています。警察は、登山をする際自分の体力や技量に見合った山を選ぶことを呼びかけています。