カリスマフィッターが選ぶジャンル別「2024年のベストバイ」5選 冬のボーナスでどのクラブを買う?
ウェッジ編はキャロウェイの「OPUS」。これは長く続いた「JAWS」シリーズからリニューアルされた新モデルのウェッジです。 「ソールの抜けがすごくよかった点が高評価です。突っかかりがなく、ヌルッと抜けてくれます。古いモデルになりますが、名器と言われた『Xフォージド』を思い出しました。個人的にはウェッジは丸っこい顔が好きなので、そこも『JAWS』やタイトリストの『ボーケイ』シリーズより好みです。シビアすぎない、適度にアバウトなところも扱いやすいと思います」 パター編はオデッセイの「ジラフ・ビーム」の#6を挙げてくれました。ロングネックの形状からキリン=ジラフと命名され、クランクネックなのにフェースバランスなのが大きな特徴です。 吉田さんはアンサー型のエースパターがあるので、パターを考える際はその「二番手」という立ち位置での選出とのことですが、シンプルに「使ってみて結果がよかった」といいます。 「個人的にはフェースバランスのパターは苦手なんですが、これは真っすぐ動くのになぜか違和感なく使えました。その意外性がすごくよかった。『二番手パター』として考えるとオーソドックスなマレットのヘッドがよかったので、どれかといわれたら『#6』を選びます」 2024年も様々なメーカーから多くの新商品が発売されました。クラブのプロが選ぶ「24年のベストバイ」が、少しでも購入の参考になれば幸いです。
鈴木康介