リーグワン開幕戦で昨季のトップ4が激突。横浜キヤノンイーグルスは王者・東芝ブレイブルーパス東京を迎え撃つ
ベンチにはFWを6人入れた。ベテランHO庭井祐輔、豊田自動織機シャトルズ愛知から加入したPR南友紀と松岡将大、U20アイルランド代表経験のある新加入のLOコーマック・ダリー、トヨタヴェルブリッツから移籍のFL古川聖人、2023年ワールドカップ日本代表のシオネ・ハラシリ、CTB田畑凌、元7人制日本代表のWTB松井千士が入った。
キャプテンのCTB梶村は「アタックでのボールの動かし方や回数が昨シーズンと変わったので、注目してほしい」と話したように、ホストのファンの前でボールを動かしつつ、武器であるモールでもトライを重ねて勝利を呼び込みたい。
一方、昨シーズンリーグ戦で2位となり、プレーオフ決勝で埼玉パナソニックワイルドナイツを下して、14年ぶりに日本一に輝いたブレイブルーパス。
「優勝した昨シーズンより、もっといいラグビーをお見せしたいと言う思いで戦っていく。全員一丸となって勝利に向かい、毎日毎日、毎週毎週、新たな課題を見つけ、新たな学びを得ながら進化していく」と話したトッド・ブラックアダーHC(ヘッドコーチ)は開幕戦に臨む23名を発表した。
FWは昨シーズンのリーグワン「ベスト15」に選出され、日本代表にも招集されたPR木村星南と小鍜治悠太、HO橋本大吾の3人で第1列を構成する。LOは日本代表のワーナー・ディアンズが出場停止中で、昨季大きく飛躍した伊藤鐘平がジェイコブ・ピアスとコンビを組む。
バックローは元ニュージーランド代表で、昨季17試合に先発した昨シーズンの「ベスト15」のFLシャノン・フリゼルと佐々木剛、そしてNO8にはキャプテンのリーチ マイケルが入った。
BKを見ると、昨シーズン17試合に出場したSH杉山優平と、リーグワンMVPの元オールブラックスのSOリッチー・モーウンガが昨シーズン同様にハーフ団を組む。CTBはロブ・トンプソンとセタ・タマニバルの経験値の高い2人が入った。