全国高校駅伝オーダー発表 区間制限の留学生の配置、女子4区はゼロ
22日開催の全国高校駅伝のオーダーが21日、発表された。 今大会から、男女とも外国人留学生を起用できるのは最短の3キロ区間(男子は2、5区、女子は3、4区)のみになった。 【2024全国高校駅伝】女子出場校の顔ぶれ 留学生の配置は、男子は2区が仙台育英(宮城)など5校、5区が倉敷(岡山)など3校。女子は3区が神村学園(鹿児島)や仙台育英など8校で、4区はゼロだった。 男子では、連覇を狙う佐久長聖(長野)が、5000メートル13分台の選手を5人エントリーした。今大会の参加選手でトップの13分31秒の自己記録を持つ浜口大和選手(3年)は最長区間の1区(10キロ)に起用された。前回大会の5区(3キロ)で区間新記録を出した佐々木哲選手(3年)は3区(8・1075キロ)に入った。 夏の全国高校総体5000メートルで、大会の日本人歴代最高記録をマークして2位に入った八千代松陰(千葉)の鈴木琉胤選手(3年)は1区に配置された。 女子は、今夏に800メートルの日本記録を19年ぶりに更新した東大阪大敬愛の久保凜選手(2年)が2区(4・0975キロ)に置かれた。前回大会は体調不良で欠場し、自身初の都大路出場となる。 最長区間の1区(6キロ)には、都道府県予選の1区で全体トップの19分11秒をマークした新潟明訓の橋本和叶選手(3年)や全国高校総体1500メートルで日本人トップの3位に入った山田(高知)の穂岐山芽衣選手(3年)ら各校のエースが名を連ねた。 連覇を狙う神村学園は、エースの瀬戸口凜選手(2年)を最終5区(5キロ)に起用した。 大会は京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に男子が7区間42・195キロ、女子が5区間21・0975キロのコースで行われる。【皆川真仁】