「交換要員として使う可能性がある」アーセナルが冨安健洋を含めたトレードに動く!? 25歳ストライカー獲得での取引を目指すと欧州各国が報道
欧州各国メディアにより、アーセナルの冨安健洋が「トレード」で移籍する可能性があると報じられている。 【動画】冨安健洋が踏みつけられるアクシデント…「ジャクソンは退場になるべき」とファンが激怒したファウルのシーンを見る 今夏の移籍市場でアーセナルはナポリのストライカー、ビクター・オシムヘン獲得を目指しており、巨額の契約解除金が予想される一方で、冨安、さらにエミール・スミス・ロウとの交換による取引もあり得るとイタリアスポーツサイト『Corriere dello Sport』が伝えた。 この一報に反応する形で、アーセナル専門メディア『ARSENAL INSIDER』が現地時間6月3日(日本時間4日)、クラブの動向に関しての見解を示している。 同メディアはその中で、「アーセナルはエミール・スミス・ロウとタケヒロ・トミヤスをビクター・オシムヘンの交換要員として使う可能性がある。しかし、ナイジェリア人フォワードがエミレーツ・スタジアムに安くやってくることはないだろう」として、ナポリがオシムヘンと引き換えに「1億1000万ポンド(約220億円)を要求している」などと綴っている。 続けて、「しかし現在、ガナーズが25歳のオシムヘンの値札を下げる方法があるようだ」とナポリがエミール・スミス・ロウと冨安に興味を示していると指摘。「このため、ある種のトレード取引が行われるのではないかという憶測を呼んでいる」と説明している。 さらに、同メディアは冨安の過去のキャリアに言及し、「トミヤスはアーセナルに移籍する前にボローニャでプレーしていたため、イタリアサッカー界のトップリーグでの生活にはすでに慣れている」として、スムーズにセリエAへの適応が可能と主張。 加えて、「この日本代表DFは、フィットしていればガナーズのキープレーヤーであり、ミケル・アルテタにとってファーストチョイスの左サイドバックであることは間違いない。しかし、度重なるケガの問題は、アーセナルに在籍している間、ずっとつきまとってきた」とフィジカル面がウィークポイントであると論じている。 冨安は今季、中盤でふくらはぎを痛めるなど、リーグ戦でのスタメン出場は10試合にとどまっていた。過去2シーズンも故障による長期離脱があり、コンスタントな試合出場が出来ないまま、アーセナルでの3シーズンを送ってきた。 今回のトピックでは、「エミール・スミス・ロウとタケヒロ・トミヤスは、トレードの噂が浮上したことで、アーセナルでの将来が不透明になっている」と綴られていることからも、今オフ両選手をめぐり、大きな動きをみせる可能性が浮上したことは間違いないだろう。来季へ向けた欧州移籍市場での、日本人DFの動向が注目される。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]