大阪・松井知事と吉村市長が会見 「クロス選」出馬(全文2)府民・市民を裏切れない
首長に当選しても議会が過半数に達しない場合はどうなるのか
朝日新聞:すみません、朝日新聞の【ヨシカワ 00:38:22】と申します。ダブル選と統一選の同時選が終わったあとのことなんですけども、常々両方とも、市議会は特に過半数が厳しいかもしれないねということをおっしゃっているんですけども、現実的にやはり府議会・市議会両議会で過半数が取れなくて、首長は両方取れた場合というのが一番想定されると思うんですが、過半数は取れないけども議席数は増えましたという状況について、何かメリットというか都構想にとって前進は生まれてくると思いますか。 松井:今、府議会・市議会過半数目指してみんな戦っているわけだから、取れなかったところの話を今聞かれるのは、ちょっといかがなものかと思うけどね。とにかく今より数が増えていけば、法定協議会の構成は変わりますから。法定協議会の構成が変われば法定協議書は出来上がります。この協議書ができないと都構想の中身について住民に説明ができません。みんな住民がまだ理解していない、理解していないって言うんです。それは当たり前なんです。 だって法定協議会で協議書が出来上がらないんだから。協議書に対して真摯な議論になっていないんだから。きのうも法定協やっていたけど、皆さんが見ているとおりです。公明党の市議団と府議団で意見が違うじゃないですか。それを僕が府議団にそのことをちょっと指摘すると、ごまかすじゃないですか、話を。だからまずは法定協議書をきちっと作り上げる。まずそこからですよ。1歩1歩着実に進めたいと思っています。 吉村:市議会で今後過半数を目指す、府議会もそうですけど目指すということです。これは市議会は中選挙区制ですから非常に厳しい戦いになります。仲間同士がやっぱり複数で戦う選挙区がたくさん増えるということです。非常に厳しい戦いで、これ皆、自分の人生懸けて1人1人戦っていますので、1つ1つの選挙区にドラマがありますから、自分たちの人生懸けて戦っています。だから僕たちもこの戦いに当然挑むということです。なのでこの厳しい戦いに立ってくれる仲間が全員受かるように、当選できるようにまずはやっていくということです。そのあとの話は知事と一緒です。 司会:続きまして。