【写真：Getty Images】

　千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手はポスティングシステムを利用してメジャー挑戦することを目指しており、現在は複数のMLB球団と交渉を行っている。その中でも移籍先の最有力候補と見られていたロサンゼルス・ドジャースだが、今や有力候補から遠ざかっているようだ。米公式サイト『MLB.com』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　ドジャースには大谷翔平選手や山本由伸投手が在籍しており、日本人選手の存在はメジャー挑戦する選手にとって移籍先を決める一つの目安になり得る。昨オフに山本がオリックス・バファローズからドジャースへ移った時、大谷もサポート役として勧誘していた。しかし、佐々木の場合は異なっており、交渉中の選手同席を認めないなど、異例の対応を行なっている。そのため、ドジャースが移籍先の最有力候補という見方は、徐々に後退し始めた。 　同メディアは、1位にサンディエゴ・パドレス、2位にサンフランシスコ・ジャイアンツ、3位にシカゴ・カブスを選出。その一方で、一時は本命視されたドジャースを7位に選出した。寸評では「ドジャースにはもう一人先発投手が必要なのだろうが、あえて欲張らないだろうと考えてみた」とし、「フリーエージェントのブレイク・スネルを加えた後、回復した大谷がマウンドに立ち、クレイトン・カーショウが復帰する可能性が常にあることは言うまでもない」と報じている。