大阪・近鉄百貨店の「バレンタイン催事」、イートイン過去最大規模に…その詳細は?
お正月モードもつかの間、「バレンタイン催事」に向けての動きが活発化してきた関西の百貨店。1月11日、百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で内覧会がおこなわれ、「LIVE×LINK×LOVE」をテーマにしたさまざまな企画が発表された。 【写真】バイヤー「無理言って作ってもらった」…虹色シュークリーム 同催事の担当バイヤー・山口秀亮さんは、「2023年の実績も良く、ハードルは上がっている」としつつ、今年は全145ブランドのうち、目玉となる「チョコパフェ博覧会」のほか、イートインスイーツが18ブランドという過去最大の品揃えに。 コロナ明けだからこそできたというLIVE企画「チョコパフェ博覧会」は、前年から開催期間を1日延長し(1月18日~30日)、初登場9ブランドをはじめ、計15ブランドがスタンバイ。初出店の「パティスリーケール」の「パフェ ブルターニュ」(2180円、メイン写真左)は、温かい塩キャラメルソースと冷たいジェラートのマリアージュが楽しめる一品だ。 「素材と作り手のつながり」を意識したLINK企画からは、近畿大学農学部の農場で採れた「紫とうがらし」×石川県のガトーショコラ専門店「クロネコジャック」による、同百貨店限定のガトーショコラなど、計5アイテムが登場。またLOVE企画として、昨今注目度の高い「推し活」から着想を得たカラーリング豊富なスイーツと、バイヤーの愛する「猫」アイテムの特集がおこなわれる。 3月に迎える同百貨店10周年を記念した特別企画『カカオディスカバリー』(1月31日~、ウイング館2階)も実施。カカオ生産地での児童労働の撤廃と予防に取り組む国際協力NGO「ACE(エース)」の活動内容を展示するなど、チョコレートにまつわる新たな発見のある場となっている。 同百貨店限定商品は、物販とイートイン合わせて46アイテムが揃う。山口さんは「足を運ばないと楽しめないという要素を強化し、集客増に繋げたい」と意気込む。