アメリカGPより参戦のローソン「ユウキとの比較が明確な基準」来季シート獲得に向け、対僚友角田裕毅がカギと意気込む|F1
ビザ・キャッシュアップRBのリアム・ローソンが、レギュラー昇格となった第19戦アメリカGPからの6レースに向けて照準を定めている。 第18戦シンガポールGP終了後の9月26日、VCARBはダニエル・リカルドが離脱し、その後釜としてローソンがレギュラードライバーになることを発表した。今季終盤6レースは角田裕毅&ローソンのドライバーセットで挑むことに。 ローソンは『F1』公式のインタビューに応じ、リカルドの骨折で代役を務めた2023年オランダGPからの5戦が、今現在よりも厳しいプレッシャーだったと明かしている。 「クリスチャン(ホーナー)からいつかはレギュラーに昇格させたいと個人的に伝えられていた。ただ、それがいつになるのかわからない状態が続いていたね」 「アメリカGPからシートに収まることになったけど、昨季5戦戦ったときのほうが今よりもプレッシャーはあった。そのときはいつ最後の週末になるかわからなかったからね」 「レッドブルグループは常にそのような緊張状態で戦うことになる。僕がジュニアに加わってからの6年、ずっとそんな環境だったし、それは決して真新しいことではないよ」
「17歳の時からユウキと比較されてきた」
インタビュアーを務めた『F1』プレゼンター、ローレンス・バレット氏は“リアム、あなたはこれからユウキとコンビを組むことになる。彼とはとても仲が良いみたいだけど、引き続きうまくやっていけるかな?”と尋ねた。するとローソンは「下部カテゴリーから一緒にやってきている間柄だからね」と返答し、角田についてこう述べた。 「数年前から僕達はよく知っているし、2019年にはF3で戦っていた。トヨタ・レーシング・シリーズでも一緒だったね。しばらく同じ建物で暮らしていたこともあったよ。それから昨季は5戦チームメイトとして戦った。17歳の時からユウキと比較されてきたこともよく自覚しているよ」 「今季はVCARBでユウキは素晴らしいパフォーマンスを見せている。チームが良い方向に向かっているということもあるね」