国の5万円給付「預金より消費に回ってもらいたい」大阪・松井市長会見10月18日(全文)
国の5万円給付についてどう思うか
毎日放送:すいません。毎日放送の梅田と申します。価格高騰に対する、国が示している5万円の支給についてお伺いしたいんですけれども。市のほうもすでにホームページなどで支給するということが示されてますけれども、現状で支給するタイミングとか、その辺りの目標値などっていうのは、市長の中で。 松井:いや、もうこれ、できるだけ早く、非課税世帯の皆さんに5万円ということですから。それでもう、これ、これまでも何度か実施をしている施策なんで、準備ができ次第、速やかにお届けしたいと思ってます。 ただ、国の5万円っていうのは、僕がちょっと考えると、物価対策、物価高騰対策の施策だけども、結局コロナのときの10万円給付も、ほとんどが預金に回ってしまっているという。10兆円。あのコロナ給付金がほぼほぼ、1億2000万人に10万円ずつだから総予算12兆円だけど、その間10兆円の国民の皆さんの預金が増えたと。やっぱり結局お金をそのまま給付しても、それを使っていないというのが、今、現状なんでね。だからこれ、経済対策も兼ねるんなら、今、大阪市がやってるような、やっぱりプレミアム商品券の形にするべきだと思いますけどね。幾らか、もちろん幾らか出してもらった上でね。だから大阪市のは、1万円が1万3000円で使えるわけだから。来年2月までの。そういう形にすれば、その間、この商品券の有効期間内にそれだけお金回りますからね。そっちのほうが、効果があるんじゃないのと。そっちのほうがというか、どっちもやればいいんじゃないのと思いますね。 毎日放送:この給付に関しては、確か去年の年末も、年内に給付するかどうか、確か子供向けのものだったと思うんですけども、年末にやっぱりお金が掛かるというところで、かなり全国でも議論になった部分があったと思います。今回に関しては、やはり年末、年内に給付したいというようなところはあるんでしょうか。 松井:いや、もちろん、もう一番お金が要るときに、国の方向性もそうでしょうから、そういう形をつくっていきたいとは思いますけども。だから、これ、預金に回るよりは消費に回ってもらいたいと思いますね。 毎日放送:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けします。ほかにございますでしょうか。それでは終了いたします。ありがとうございました。 毎日放送:続いて政務の質問を受け付けます。質問のある社の方は挙手をお願いします。じゃあ共同さん。