高市早苗氏、日本人男児襲撃事件に言及「余りにも辛く悔しい事」「中国当局からは何も明らかにされていません」
自民党総裁選に立候補している高市早苗経済安保相(63)が19日、自身のX(旧ツイッター)を更新。中国広東省の深圳(しんせん)で、日本人学校に通う10歳の男児が44歳の中国人の男に刺され、19日に死亡した事件を受け「余りにも辛く悔しい事」とつづった。 【写真】自民党総裁選立候補者討論会で質問に答える高市早苗経済安保相 高市氏は「登校中に男性に襲われ治療を受けておられた深圳日本人学校の児童が19日未明に他界されました」「御家族の深いお悲しみを思いますと、お慰めの言葉も見付からないのですが、謹んでお悔やみを申し上げます」と悼んだ。 中国政府に対して「犯人の動機や事件の背景について、未だに中国当局からは、何も明らかにされていません。外務省から何度も申し入れをしているのだとは思いますが、中国政府には、滞在中の日本人の安全を守る為の具体的な対策を示して頂く事を求めます」と強い態度を見せた。 さらに「運用基準が曖昧な『反スパイ法』についても同様です。拘束されている日本人の早期解放を求めます。安心して滞在できない国というイメージは、中国にとってもマイナスでしかありません」と迫った。 (よろず~ニュース・杉田 康人)
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