万博1000日前イベント「機運盛り上げたい」大阪・松井市長会見7月13日(全文1)
大阪・関西万博、間もなく開幕の1000日前。受け止めを
司会:それでは質問をお受けします。必ずマイクを通しまして社名と氏名をお名乗りの上、質問をお願いします。質問につきましては市政関連のみでお願いします。では幹事社の毎日新聞さん、お願いします。 毎日新聞:毎日新聞の松本です。大阪・関西万博について、間もなく開幕の1000日前を迎えますが、この受け止めと、あと今回、市長からイベントなど機運醸成に向けた取り組みの紹介がありましたが、現状で全国的に見た盛り上がりですとか機運醸成の課題がありましたら教えてください。 松井:まず1000日前は、これ、もう万博を盛り上げる1つの吉所であり、いい機会ですから、刻一刻カウントダウンが進んでることを実感しています。これはあらためて気を引き締めて開催の準備に全力を尽くしていきたいと思います。昨年のアンケートの結果を見ましても、大阪で万博を開催することは、多くの市民の皆さんには知っていただいています。しかし全国的にはこれからといったところでありまして、今回、博覧会協会が東京でもイベントを行い、全国へ発信をするとともに、各地の自治体の協力を受け、機運を盛り上げていきたいと思います。今後とも博覧会協会と連携をしながら、全国的な機運醸成に取り組んでまいります。 司会:次の質問をお受けします。関西テレビさん。
大阪パビリオン、協賛金はどの程度集まっているのか
関西テレビ放送:関西テレビの松浦です。この「大阪ヘルスケアパビリオン」についてなんですけども、官民で160億っていう目標を掲げられてたと思うんですけども、今現状でその協賛の部分はどのぐらい集まってるんですか。 松井:これ、1対1っていう形で160億っていうことを目標に掲げてましたんで、民間の1対1の部分は半分ってことですよね、160億の。それを超えてます、半分をね。だからこれはありがたい話で。これから展示の内容等々も含めて充実させていって、世界中の皆さんがこの大阪館に入場していただいて、まさに健康のための具体的なそういう、行動っていうかね。そういうものが、健康に向けてスタートできるような、それを自分で感じれるような、そういうものをつくり上げたいと思ってます。まだ今、現物も含めて、やっぱり大阪で参加したいというのが、非常にオファー来てますんでね。かといって、その分じゃあ行政が負担する分を減らすんじゃなくて、これはやっぱり未来へ向けた万博ですから、大阪館はレガシーとしてこれからも現地で存続しながら命に関する役割を果たしていくというところあるんで、そういう形で。もちろん経費はしっかりと検証して、無駄なお金は使わないようにしながら未来に向けて持続できるような形をつくっていきたいと思います。 関西テレビ放送:面積が限られているので、どの企業からどのぐらい協賛を集められるかっていうのはたぶんアッパーがあると思うんですけど、民のほうで80億っていう目標をもう達成したということなんですけど、どのぐらいまでだったら協賛を受け入れられるんですか。 松井:これ、またその部分をしっかりと基金として積み上げて、将来、これ、ずっとレガシーでこの館が、大阪館はレガシーとして残っていくわけだから、その形でその原資は活用できればいいなと思います。だから1対1という約束なんで基本160億です。でもそれ以上に集まった部分については、これはもう大阪の健康のためのそういう基金として積み上げて、未来に向けてさまざまな活用方法を考えればいいんじゃないかなと思います。