甘味で至福のひとときを! 都内の最旬スイーツショップ5選。
和栗のふくよかな香りを引き出した、モンブランが絶品。 2. Dining 33 pâtisserie à la maison
フランス料理の巨匠、三國清三がプロデュースする「Dining 33」に併設するパティスリーが麻布台ヒルズに昨年11月オープン。2022年12月末に惜しまれつつ閉業した四ツ谷の「オテル・ドゥ・ミクニ」でシェフパティシエを長年務めていた浅井拓也が腕をふるう。クラシックな洋菓子の技術をもち、研ぎ澄まされた技が光るプティガトーがショーケースに並ぶ。
そのひとつ、モンブランは東京杉並で育った和栗「内藤栗」を裏ごしした栗を添え、和栗が持つふくよかな香りを引き出している。素材の良さを生かし、和を感じる逸品だ。店頭ではテイクアウトのみだが、34階の「Hills House Sky Room Cafe & Bar」では一部のスイーツがイートインできる。いずれも夕方には売り切れることが多いのでお早めに。
Dining 33 pâtisserie à la maison 東京都港区麻布台1-3-1麻布台ヒルズ森JPタワー33階 tel:03-4232-5801 営)11:00~21:00 休)施設に準ずる https://dining33-hillshouse.jp/patisserie
食感が絶妙なタルトショコラとジェラートが魅力! 3. ラ・バーズ・ドゥ・シェ・リュイ(LA BASE de Chez Lui)
1975年創業の代官山「Chez Lui」の新業態が「Forestgate Daikanyama」内に2024年の3月にオープン。Bean To Barのショコラをベースにし、ボンボンショコラ、ジェラート、プティガトーなどが並ぶ。シェフショコラティエの酒井將駄は、京都「洋菓子マウンテン」でスーシェフを務めてきた。プティガトーのバランスを計算し尽くし、ショコラをカカオ産地から選び仕上げていく。 「タルトショコラ」は、花のような香りとハチミツのようなコクを感じるペルー産のカカオを使用。カリカリとしたカカオニブ、ザクザクとしたクランブル、ふんわりとしたムースショコラ、カカオ70%のどっしりとしたクレームショコラが重なる。 果実感あふれるライチのようなテイストの「カカオパルプ」、乳を使用せずカカオの薫りをダイレクトに感じるみずみずしさのある「カカオソルベ」など、スッキリとした後味のジェラートも! 店内奥にあるイートイン席でゆっくりと味わいたい。