俳優としても一流! ヴェネツィア=ピエモンテ公妃、クロティルド・クローのドレスアップ【前編】
々の映画賞を受賞し、映画やドラマに多数出演する現役のフレンス女優でありながら、旧イタリア王族・サヴォア家の公妃という稀有な存在のクロティルド・クロー。ここではそんな多才な彼女のエレガントなドレス姿をピックアップ!前編・後編とわけてお届けしますので、お見逃しなく。 【写真】ピンクドレスをまとったおしゃれロイヤルレディたち
クロティルド・クローってどんな人?
1969年4月3日、フランスのオー=ド=セーヌ県ルヴァロワ=ペレ生まれ。幼少期をフランスとエジプト、ベナンで過ごし、早くから俳優を目指して演劇を学びます。1990年、ジャック・ドワイヨン監督の『ピストルと少年』で映画初出演。その演技が注目され、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞、セザール賞の新進女優賞にもノミネートされました。2003年にイタリア最後の国王の孫であるサヴォワ公エマヌエーレ=フィリベルトと結婚。3人の子どもの母となった今でも、さまざまな映画やテレビに出演しています。
ウエディング・スタイルは?
2003年9月、ローマのサンタ・マリア・デリ・アンジェリ・エ・デイ・マルティーリ大聖堂で行われた結婚式。裾に繊細なレースをあしらった長袖のエンパイアドレスは、ヴァレンティノ・ガラヴァーニがデザインしました。ピンクのバラとたっぷりのグリーンのキャスケード・ブーケが愛らしい雰囲気を添えています。
ゲストスタイル
2012年10月、ルクセンブルクのギヨーム大公世子とステファニー・ド・ラノワの結婚式のガラディナーに出席。正装した王子のサッシュと同じグリーンとピンクの花柄にゴールドのレースが重ねられた、ヴァレンティノのドレスを着用しました。
ゲストスタイル
2011年7月、モナコのアルベール2世とシャルレーヌ公妃のロイヤル・ウエディングの宗教儀式に出席。ラッフルがアクセントとなったレッドのミニドレスが華やか。ヘッドコサージュ、バッグ、シューズと小物は黒で統一し全体を引き締めています。
洗練の白ドレス
ヴィヴィアン・ウエストウッドの煌めくマーメイドドレスで登場した2023年のカンヌ国際映画祭。アラフィフとは思えないほど滑らかなデコルテには、ショパールのネックレスをあしらって。オールバックヘア、スモーキーなアイメイクが洗練ムードを際立たせています。