加熱処理が不十分な「牛レバー」販売か 食肉加工会社の社長ら逮捕 ふるさと納税返礼品にも選ばれる
ABCテレビ
国の基準を満たす加熱処理をせずに、牛レバーを加熱食肉製品として販売したとして、京都府警は大分県にある食肉加工会社の社長の男ら2人を逮捕しました。 食品衛生法違反の疑いで逮捕されたのは、大分県中津市の食肉加工会社「Meフードシステム」の社長、桝田治基容疑者(66)ら2人です。 桝田容疑者らは去年5月、食品衛生法で定められた規格基準を満たす加熱処理をせずに、牛レバーを加熱食肉製品として、京都市伏見区にある飲食店運営会社に販売した疑いなどが持たれています。警察に対し、桝田容疑者らは容疑を否認しています。 食品衛生法では、牛レバーを提供する際、中心部の温度を「63度で30分間以上、加熱する」ことが義務付けられていますが、この会社の加工所では基準より10度以上、低い温度で加熱処理していたとみられます。 このレバーは、中津市のふるさと納税の返礼品にも選ばれていました。
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