政党支持層の票はどこに流れるのか 混迷の福岡9区 現職参院議員の出馬断念で
RKB毎日放送
15日に公示を迎える衆議院議員選挙の注目選挙区、北九州市西部を選挙区とする福岡9区です。 【写真で見る】混迷の福岡9区 自民党の参院議員の大家敏志氏が公示直前に出馬を断念しました。 自民党と立憲民主党、さらに日本維新の会の立候補予定者がいないという全国でも異例の選挙区で、政党支持層の票の行方が注目されます。 ■公開討論会 訴えたのは RKB 岩本大志記者 「福岡9区の討論会です。集まった立候補予定者は当初の予定よりも少なくなっています」 14日午後、北九州市八幡西区で開かれた福岡9区の公開討論会。 出馬を予定している4人のうち3人が政策を主張しました。 無・前 緒方林太郎氏(51) 「一つ一つ辛い作業をやっていかないといけない。私はこの辛い作業を自分自身が担いたいとそう思っています。批判されても構わない」 無・新 三原朝利氏(46) 「課題先進都市北九州市であるからこそ、この北九州市で課題を解決することが、日本の課題解決につながる」 共産・新 山田博敏氏(62) 「先頭に立ってこの政治とカネの問題に決着をつけようと頑張っております共産党が大いに躍進するように私自身頑張ってまいりたいと思います」 参政党・新人の山本直緒美氏(60)は欠席でしたが、これまで出馬に意欲を示してきた自民党の大家敏志参議院議員の姿もありませんでした。 ■くら替え目指した参院議員現職 出馬を断念 自民党・大家敏志参議院議員(57) 「この9区,悲願の議席を奪還するにはまだまだ力不足だったんだろう。そういう判断が下った」(10月11日) 公示が4日後に迫る中、出馬を断念した大家氏。 自民党本部が去年11月公認を認めない決定を下した後も市議・県議からなる応援団を引き連れ決定を覆すよう迫り続けていました。 所属する派閥のトップである麻生太郎氏からくら替えが認められない中でも、総裁選の前には公認が得られると自信をのぞかせていました。 自民党・大家敏志参議院議員(57) 「大家敏志に決まると思いますね」(9月8日)
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