レヴァークーゼン戦で負傷交代のケイン、大事には至らず…バイエルンが足首の状態を報告
バイエルンは29日、同クラブに所属するイングランド代表FWハリー・ケインの負傷状況を発表した。 ケインに関しては28日に行われたブンデスリーガ第5節のレヴァークーゼン戦にて、開幕から5試合連続のスタメン出場。チームは31分にドイツ代表MFロベルト・アンドリッヒのゴールで先手を取られながら、39分に同MFアレクサンダル・パヴロヴィッチが目の覚めるようなミドルシュートを突き刺し、昨季王者との一戦を1-1で終えた。だが、同試合の83分、ケインは自陣後方まで守備に戻った際の接触プレーで負傷。左足首を踏まれる形となり、プレー続行を断念すると、自力で歩いてベンチまで下がっていた。 同試合から一夜が明け、バイエルンがケインの負傷状況を報告。クラブのメディカル部門による複数の検査を受けた結果、打撲による軽度のダメージこそ見られたものの、大きな問題には発展していないという。クラブは「経過は良好で、引き続き必要に応じた治療を受けることになる」と説明した。 なお、ケイン自身はレヴァークーゼン戦の直後、ドイツメディア『スカイスポーツ』より、10月2日に控えたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節アストン・ヴィラ戦の出場可否を問われると、「問題ない」と返していた。今回の負傷状況の報告から察するに、長期離脱の可能性は低く、ミッドウィークには公式戦のピッチに立つケインの姿が見られるかもしれない。 バイエルン加入後2年目のシーズンを過ごすケインは、今季も開幕から絶対的なセンターフォワードに君臨。ブンデスリーガ5試合連続で先発出場しているだけでなく、ここまで5ゴール5アシストとバイエルンの総得点「17」の半分以上に絡む活躍を披露。8月17日に行われたDFBポカール1回戦のウルム戦でも、後半途中からピッチに立つと、後半アディショナルタイムにチームの4点目を決めていた。それだけでなく、今月18日に行われたCL・リーグフェーズ第2節のディナモ・ザグレブ戦では、1試合で4ゴールとゴールラッシュの火付け役となり、9-2の大勝に貢献。今季はここまで行われた公式戦全7試合に出場して10ゴール5アシストを記録している。
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