カリスマ塾長が明かす…学年評定「オール5」をとった“あざとい”生徒たちがやっていること
---------- 高校受験の合否にかかわる「学年評定」。「オール5」を達成した生徒は、どんな特徴があるのだろうか? 新刊『中学生「偏差値70超」の子の勉強法』の著者で、「カリスマ塾長」として多数の生徒を難関校に送り出してきた齋藤明氏が、「オール5をとった子たちがやっていること」を公開する。 ---------- 【写真】わが子の「考える力」を奪う親たち、その意外過ぎる共通点
「オール5」を達成した中3のT君の場合
私の塾には、過去、オール5を達成した生徒が数えきれないくらいいます。 しかも、3年間、学年評定がオール5を達成した生徒も多数います。 ここでは、そうした生徒の特徴を見ていきます。 中には「あざとい」と感じる部分があるかもしれませんが、このような生徒がいるのも事実です。 とはいえ、「そこまではやりたくはない」と思うところもあるかもしれませんから、ご自身の状況に合わせて、参考程度にお読みください。 それでは、さっそく生徒たちの実際の声を見ていくことにしましょう。 まずは、オール5を達成した中3のT君が心がけていたことについてです。 ・国語 物語文、説明文、古文などの分野ごとに勉強のやり方を先生に質問する ・数学 先生に難しい問題集の解説をしてもらう。学校の問題集の発展問題でもよいが、しっかり考えたというアピールをする。また、授業中に周りの人に積極的に教える →予習が必要になるが、アウトプットになっていい+「関心・意欲・態度」の評価がプラスになりやすい(当時は、「関心・意欲・態度」の旧評価) ・英語 interesting(興味深い、おもしろい)とinterested(興味がある)など、似たような意味の形容詞があった際には、その違いや使い分けなどの質問をする
積極的に挙手をして先生に質問しよう
・理科・社会 先生に細かいところの説明を聞く。理科では実験の薬品などの質問、社会では歴史の質問をする ・体育 先生の前で、大きい声を出す。準備体操では、体を大きく動かす。プリントやノートでは、ぎっしり余白を埋めるようにする。実技はとにかく一生懸命に取り組む ・美術 難しいところは積極的に先生に質問する。苦手な場合は、上手な人に教えてもらう ・音楽 口を大きく動かして歌う。リコーダーは、ひたすら練習する ・技術・家庭 美術と同じように積極的に先生に質問する ・その他 前提として、挙手をする。テストは、最低でも8割超え。メモはしっかりとる