カリスマ塾長が明かす…学年評定「オール5」をとった“あざとい”生徒たちがやっていること
「実技4教科」ではこんな工夫も
次は、学年1位とオール5、偏差値75超で模試1位を達成した中3のRさんです。 (1) まずは5教科 学校によっては実施していないかもしれませんが、定期テスト前(諸活動停止期間)の放課後に開催される「質問教室」には必ず参加します。 とくに質問・疑問がなかったとしても、他の人の質問・疑問の解説を聞くだけでも意味はあると思います。気になったことはメモをして自分の知識にしてしまいます。 ここでしか得られない情報をゲットできることもあります。今回の英語の質問教室では「2年生の単語も出すから」と先生が断言し、実際に出題されました。 (2) 次に実技4教科 「家庭科」は、授業での作業中に「こういうふうにしたいのだけど、どのようにしたらいいのでしょうか?」「ここのところがうまくいかないので教えてください」などと質問をして具体的なアドバイスを求めます。 また、「調理実習」では、盛りつけたものを写真撮影し、後日先生が評価をするので「映え」を狙って食器やカトラリーも持参します。学校の備品を使ってもいいのですが、見た目が全然違います。ランチョンマットまで持参した子もいました。 「美術」は、「○○図法で出題する」と予告されることもあるので、その方法で必ず1回は描いて練習しておきます。 「体育」は、準備運動を大きなかけ声でしっかりとやりました。苦手な種目も下手なりに全力で取り組み、「主体的に学習に取り組む態度」でA評価を目指しました。 1年のときはB評価ばかりだったので、Aをもらっている友だちに「振り返りシート」を見せてもらい、それを参考にしてびっしり書いたらA評価になりました。 「音楽」は、歌うときは恥ずかしがらずに、多少音痴でも大きな声で歌うのが大切だと思います。合唱祭のパートリーダーも積極的に引き受けました(「パートリーダーとして頑張っていた」と通知表にも記載されていました)。 ペーパーテストはしっかり勉強したうえで受けるようにしました。歌詞・作詞者・作曲者、何調・何拍子か? は要暗記です。詞の意味もよく考えました。また、教科書を熟読しました。