50代「グレイヘア」は生き方。老けて見られてなにが悪い?白髪染めをやめたら生きるのが楽しくなった
移行期間は6か月ほど。カラートリートメントで乗りきれた
カラー剤で頭皮が荒れるようになったので、当時は白髪にカラートリートメントで色を入れてごまかしていました。シャンプーをするたびに色落ちするので、カラートリートメントは週に2~3回使用していました。でもそれが移行期間には向いていたようで、カラートリートメントをやめて、色がどんどん抜けていったとき、生え際の白髪との差があまり出なかったんです。 移行期間に白髪染めした髪と、生えてきた白髪の差が気になる人は、しばらくカラートリートメントで染めて、白髪染めで染まった部分がなくなってからカラートリートメントをやめると、移行中のストレスは少ないと思います。 私はショートヘアだったこともあり、6か月ほどで全体がグレイヘアになりました。
グレイヘアにした周囲の反応は、おおむね好評
グレイヘアにして周りから批判的なことを言われたことはありません。もしかしたら「老けた」とか「みすぼらしい」と思った人はいたかもしれませんが、わざわざ言ってくる人はいないですよね。だから声をかけてくる人の評価はおおむね好意的。「似合うね」「私も白髪染めやめようかな」という意見ばかりです。 私自身も自分のグレイヘア、気に入っています。白髪染めしていた頃より似合う服も増えたような気がして、グレイヘアにしてからの方がおしゃれが楽しいです。40代になって似合わなくなった黒い服も、また似合うようになってきました。
快適すぎる白髪染めのない生活。2度と染めたいとは思わない
おしゃれするのも楽しくなりましたが、白髪染めをしなくていい生活がこんなストレスフリーだったとは想像以上です。髪質も以前よりよくなり、染めていた頃より髪の艶も出てきました。もう2度と白髪染め生活には戻りたくなりですね。 ただ、グレイヘアにしてから気をつけていることはいくつかあります。多少老けて見られるのはいいとしても、だらしないとか汚いとは見られたくない。なので、ヘアカットはまめにするとか、服装に気を使うとか、メイクもきちんとするとか、身なりを整えるようにはしています。また、それが楽しく感じているので、日々の生活を以前より楽しめるようになり、人生の質が上がったと感じています。
酒井理砂子